シミュレーション結果

（１）支払総額の比較
元利均等の利息1,587,715円に対し、元金均等は1,151,287円と、その差は436,428円もあります。支払総額で比較するならば元金均等のほうが断然有利となります。 

（２）月々返済額の比較
元利均等は、初回以外は96,560円の一定額であるのに対し、元金均等は初回108,852円から始まり、60回目（5年後）には96,284円と元利均等を下回り、最終返済額は83,545円となります。元利均等は最初の負担が大きくなりますが、５年目以降は負担が低くなります。

シミュレーション結果

（１）返済月額の比較

1,000万円を5年返済で借りれば、毎月返済額は179,686円になります。10年になると96,560円になり、5年との差は83,126円となります。15年となると返済額は69,058円となり、10年との差は27,502円となり、一番短い5年との差は110,628円ともなり、負担も一段と軽くなります。 

（２）返済総額の比較

返済総額でみると、返済期間5年で10,782千円となり、10年となると11,588千円とその差は806千円となります。返済期間が15年になると返済総額は12,431千円となり、10年との差は843千円となり、一番短い５年との差は1,649千円にもなります。

シミュレーション結果

（１）繰上返済時期の比較
返済金額軽減型で返済開始１年後に100万円繰上返済した場合では利息計減額は136,250円となり、5年後に100万円繰上返済した場合では76,250円で、１年後のほうが60,000円利息が軽減されています。
期間短縮型でも返済開始１年後に100万円繰上返済すると利息が256,250円軽減され、５年後に100万円繰上返済すると136,250円となり120,000円利息が軽減されます。 

（２）返済金額軽減型と期間短縮型の比較
返済開始１年後に返済金額軽減型で繰上返済した場合では、利息の軽減額は136,250円となり、期間短縮型では256,250円で、120,000円も期間短縮型のほうが利息を軽減できます。
返済開始5年後でも、返済金額軽減型では76,250円に対し、期間短縮型では136,250円となり、期間短縮型のほうが60,000円多く利息が軽減されます。 

以上の結果から、返済時期は早ければ早いほうが利息軽減額が大きく、繰上返済方法では、期間短縮型のほうが利息が軽減されることがわかります。