資金には大きく分けると「開業資金」と「運転資金」に分けられます。

開業資金とは、開業準備にかかるお金と考えるとよいでしょう。店舗や事務所を借りる費用、内装工事などの設備費、備品、広告や商品の仕入費などが開業資金です。

運転資金は、開業して売上を得るまでの間に必要な資金です。開業したあとは、売上が発生したとしても利益を得るまでに、タイムラグが発生することもあり、利益を得るまでに時間がかかります。そのため、経営が軌道に乗るまでの資金が必要です。
最低でも3ヶ月から6ヶ月は用意しておきましょう。

運転資金には、家賃や光熱費などの維持費、借入金の返済、人件費など、毎月の支払いが発生する固定費、仕入れや広告費、雑費などの変動費に分かれます。こ のときに注意したいのが、固定費です。高い固定費は経営を圧迫する要因となりますので、資金計画を立てる際に出来るだけおさえておくとよいでしょう。

開業する際は「開業資金」と「運転資金」の算出を行い、しっかりとした資金計画を立てましょう。